レゴ®シリアスプレイ®について頂戴することが多いご質問への回答を記載しました。

子供の遊びを仕事に持ち込むなんて不謹慎じゃないの??

「プレイ(遊び)は、脳の成長にとっての栄養剤」とも言われるそうです。

子供は、何かを作り上げていく、例えば砂遊びで砂のお城を作り上げていく過程で新しい理論構造を自分で構築していきます。そして実は、大人の我々も同じように、何かを具体的に、例えばレゴで作品を作り上げていくときに、同時に心の中で新しい考え方や知識を組み立てている。

そうだとすれば、普段理解が難しい、例えば企業内の相互関係などの抽象的な物事を理解するために、そのプロセスを活用できるかもしれません。

普段言葉で説明することも、理解することも容易ではない抽象的な物事を、遊びの要素を活用したレゴブロック作品という具体的なカタチにすること。

抽象的な物事を、具体的なモノを通して考えることが出来る。普段できない思考方法をダイナミックに展開することが出来るのが、レゴ®シリアスプレイ®です。

「楽しさと学習はコインの表裏のようなもの。最も効果的に学んでいるとき、大人が最も幸せそうに見えるものだ」(ミハイ・チクセントミハイ)。

「遊び」は楽しいものですが、だからと言って取るに足らないとは限りません。

レゴブロックはほとんど触ったことないので、ちょっと気後れしてしまう・・・。

きっと、心配はご無用です。ブロックは誰でも簡単に積み上げられます。子供でもできるのですから。

しかも、「きれいに」作品を作る必要はまったくないのです。

その上、ワークショップの本番では、レゴブロックを使うことに慣れるために、十分な時間をかけて準備練習を行います。

  • 絵を描くことと比較したら?
  • 何もなしに言葉で表現すること比較したら?

レゴブロックを使うことは、多分より容易で、しかも楽しい時間を与えてくれます。

何よりも、手を使うことは我々の脳を刺激し、活性化してくれます。健康で若々しい脳力、にも貢献するかもしれませんね。

「作品を通してストーリーを語る」と言われても、私、話下手だし・・・。

ストーリーは、昔から文化の伝承のために、あるいは価値観の伝達のために活用されてきました。

ストーリーで語られることで、つい納得したり、腹落ちしたりすることは多いと思います (単に、「私は黒は嫌い」と言われても納得できませんが、「私は幼いころに黒いあんこを食べておなかを壊し、腹痛で苦しんだことがあって、だから黒は嫌いなのです」と言われた方がすっと理解できると思います)。

もちろん、ストーリーが大事と言われても、いきなりストーリーを語ってくださいと言われたら戸惑うと思います。私も多分戸惑います。

ですが、安心してください。皆さんの目の前には、自分がレゴブロックで作った作品があります。

レゴ®シリアスプレイ®で作品を作ったということは、その作品の中に、いろいろな色のブロックや、ミニフィグ(人形)、動物、あるいは風車のような形のブロックなど、様々な要素が展開されているはずです。

ストーリーを語る際は、作品を「指さしながら」語ります。それによってごく自然に、作品の中の色々な要素に意味づけをしながら語ることができます。

何もないところからストーリーを語ってください、と言われる場合と、レゴの作品がある状況でストーリーを語る場合のどちらの方がストーリーを語りやすいでしょうか?

やってみればわかりますが(すいません、結局やらないとわからないのかもしれません)、話下手でも、普段ストーリーを語ることが無い人でも、きっと、自分独自のストーリーを、「作品を通して」語ることが出来ます。

そして、語り終わった後は、自分がこんなにも多くの事を知っていたことに驚かされるはずです。

悠長にワークショップなんてやってる時間は無いんだけれど・・。

今と同じ行動の繰り返しに時間を費やすことも、変化をもたらすために数時間をワークショップに投資することも、どちらも選ぶことができます。

もし、今と同じ行動を繰り返すとしたら、1年後のグループやチームはどうなるでしょうか?

他方でもし、数時間のワークショップでグループやチームが結束し、行動を起こすための明確な方向を共有できるとしたら、どうなるでしょうか?
明確な方向の実現に向けた行動は自然に始まり、今まで必死に行っていた行動を促すためのメールや個別の些細な指示は不要になるかもしれません。

思い返してみてください。同じことをただ繰り返すだけ、あるいはほんの小さな(そして効果の薄い)改善を繰り返すことに、今までどれだけの時間を費やしてきたのか。

始まる前は時間の無駄だと思っていたワークショップも、終わってみたら一瞬でだった。もっと続けたかった。忘れ得ない体験になった。そんなこともあるかもしれません。

当社の企業文化はカチッとしているので、ちょっと合わないのでは?

シリアスプレイという名前の通り、レゴ®シリアスプレイ®のメソッドと教材を活用したワークショップは真剣な場ですが、そこに遊びのように熱中する時間が同居しています。

真剣さと遊びは水と油のようなものではなく、一体となることでより効果を発揮するものかもしれません。人間が右脳と左脳で効果的に能力を発揮できるのと同じように。

無料デモセッションもお受けしています。何よりもまず、試してみてください。

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